Open Campusオープンキャンパス


2023.8.29機械知能・航空工学科 オープンキャンパス2023

【2023年度の開催は終了しました】
2023年度 機械知能・航空工学科オープンキャンパスは、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催いたします。本年は機械知能・航空工学科の教員によるオープン講義や、研究室公開等のイベントを予定しています。
対面会場は予約不要です。オンライン会場は事前予約制で、対面会場を同時中継し、臨場感を感じられるプログラムを予定しております。この機会に是非、機械知能・航空工学科へご来場ください!

開催概要
研究室公開
オープン講義【オンデマンド動画公開中】
学科インフォメーション
スタンプラリー
クラシックカー説明会
オンラインプログラム

開催概要

開催日程:2023年7月26日(水)、27日(木) 両日9:00〜16:00
開催場所:東北大学青葉山東キャンパス(工学部) 【交通アクセス】 【キャンパスマップ】
地下鉄青葉山駅からは、「工学部エリアバス」のご利用が便利です。「機械知能・航空工学科前」で下車ください。
学科受付:ご来場の際は、インフォメーションコーナー(機械系講義棟 1F 学生ホール)へお越しください。

研究室公開

機械知能・航空工学科に所属する研究室による研究室公開を行います。実際の研究設備の見学や、最先端の研究成果が体験できます。研究室公開テーマ一覧と公開場所は、ガイドマップにてご確認いただけます。
リスト形式の一覧はコチラ(PDF)からご確認ください。

研究室公開テーマ一覧・
ガイドマップ

オープン講義

日時:7/26(水)9:50~11:20、13:30~15:00(朝9:20開場)、7/27(木)9:00~11:20(朝8:30開場)
開催場所:【A02】機械系講義棟 第1講義室
事前申込不要

7月26日(水)

私たちは三次元(3D)+時間という「4Dの世界」に生きていますが、マイクロメートル以下かつミリ秒以下の4D時空間領域には、最先端の計測テクノロジーでもアクセスできない広大な未知の世界が拡がっています。本講義では、現在、東北大学青葉山新キャンパスに建設中のナノテラス(NanoTerasu)という施設などで利用できる「シンクロトロン放射光」という不思議な光を利用して、未開の4D世界の開拓に挑む世界トップの研究について紹介します。

製品を作るとき、そのベースになるのは「図面」ですが、ここには「カタチ」の情報しか載っていません。つまり今のものづくりは、図面通りに「カタチ」を作ることがゴールなのです。でもこれは、図面以上の付加価値を持った製品は作れない、とも言い換えられるかもしれません。ここで皆さんの身の回りにいる生物たちに目を向けてみると、彼らは図面で作れそうな「カタチ」にプラスα、自身の環境に合わせて進化を遂げ、カタチだけでは表せない付加価値=機能を身につけています。我々はここにものづくり未来を視て研究を進めています。

私たちを取り巻く機械の能力はAI等の導入より飛躍的に向上しています。しかしながら、現状では仕事の全てを機械に任せることが困難であり、状況に応じて人間と機械が協調することが必要になります。本講義では、人間と機械が協調して安全な社会を実現するために必要な概念について、具体的な事例を挙げて説明します。

私は、触覚のメカニズムの解明に関する研究と、触覚・触感に関わる医療福祉機器の開発研究を行っています。触覚のメカニズムに関しては、特に個人差について着目し、個人の触覚の感度や、触動作、指の特徴などを計測しながら、それらと個人差の関係性について解明しようと取り組んでいます。また、触覚・触感に関わる医療福祉機器の開発としては、乳房や前立腺を対象とする触診システムの開発や、さらに生体における「硬さ」、「しこり」などを指に表す触覚提示デバイスの開発を行っています。以上の内容について当日は発表いたします。

7月27日(木)

本講義では、人に新たな挑戦を促すAIロボットとはどのようなものかを説明するとともに、それらの技術を活用し介護現場で活躍する次世代AIロボットの研究開発状況を紹介します。特に我々が現在進めている「活力ある社会を創る適応自在AIロボット群」と題したムーンショットプロジェクトの概要を紹介し、ロボットで人の行動を変える、AIとロボットで社会を変える、そしてみんなで社会を変えるという観点から期待されるAIおよびロボットの研究を紹介します。

水素社会という言葉、耳にしたことありますよね。私たちの暮らす地球を守るには、化石燃料に頼る社会から、水素をエネルギー源とした社会に変わらなければなりません。でも、「水素って爆発するし危ないんじゃない?」という疑いが、賢明なあなたたちの頭には直ちに浮かぶに違いありません。確かに水素は酸素と反応しやすく、気体の水素H2が産出する場所なんて地球上のどこにもありません。この講義では、水素を安全に操り電気エネルギーを生み出す、『燃料電池』という発電機の話をします。なぜ爆発しないのか、なぜ電気が取り出せるのかなどの初歩から、世界中で取り組まれている高性能化の研究開発の一端を、私たちの研究室で進めている研究を一例としてわかりやすく紹介します。

コンピュータは今や皆さんの生活の中に深く浸透し、スマホからゲームさらにはスパコンと様々な形で私たちの生活を安全、安心、豊かにするために機能しています。本講義では、過去70年の歴史の中でどのようにコンピュータが進化してきたのか、またこれからどのように進化していくのかなどについて、最近話題の量子コンピューティングなども交えながら解説していきます。また、最先端のコンピュータ技術を使ってリアルタイム津波浸水被害推計と最適避難経路導出が可能なシステムなどいくつかの応用事例の紹介もします。

学科インフォメーション

場所:【A02】機械系講義棟 1F 学生ホール
直接質問をしたい方、話をしてみたい方、どなたでもお気軽にお立ち寄りください!
普段さわれないユニークな機械(歯車など)も多数展示!
※内容は後日追加・更新の可能性があります。

<学生生活紹介>
機械知能・航空工学科で学ぶ学生が大学・大学院での研究・学生生活についてポスター形式で紹介するコーナーです。

<女子学生企画>
機械知能・航空工学科で学ぶ女子学生が各自の研究や学生生活、女性教員の研究をポスター形式で紹介するコーナーです。

<コンシェルジュコーナー>
興味のある分野やキーワードをもとに、おすすめ見学プランをご案内します。

スタンプラリー

ファインメカニクスコース、ロボティクスコース、機械・医工学コースでは、コース別スタンプラリーを開催します。チェックポイントを巡り、スタンプを集めてゴールした方には、景品をプレゼント!

クラシックカー説明会

場所:【A30】自動車の過去・未来館
教職員・学生の有志が修理した約90年前のクラシックカー(A型フォードとT型フォード)のメカニズム、歴史、修理作業などについて説明します!
自動車の過去・未来館HPはこちら

オンラインプログラム

オンライン交流ツール「Remo」を使用し、オープン講義のリアルタイム配信を聴講いただけます。
オンライン研究室公開では「Remo」の研究室ブースに繋げることで、自分のペースで見学や質問を行うことができます。
遠方で対面会場へのご参加が難しい方はぜひ下記フォームからお申し込みの上、ご参加ください。
※オープン講義は後日オンデマンド配信も予定しております。

開催日程:2023年7月26日(水)、27日(木) 午前の部:9:00-12:00、午後の部:13:00-16:00
事前申込制・入退場自由です。開催中は、オープン講義会場と研究室公開会場を自由に移動できます。

プログラム、公開研究室一覧(PDF)

申込締切:7/24(月)12:00まで ※申込は締め切りました

<Remoについて>
Remoはブラウザ上からご利用いただけますが、推奨環境はPC及びChromeになります。ご参加の際は、下記のガイドに沿って、事前に環境をご準備ください。
Remo参加者向けガイド(Remo)
利用環境チェックツール(Remo)

機械知能・航空工学科のオープンキャンパスは、一般財団法人 青葉工学振興会の助成を受けています。