谷本拓教授（生命科学研究科）、橋本浩一教授（情報科学研究科）、荒井翔悟准教授（工学研究科）らの論文が2016年2月19日付けでNature Communications 誌（電子版）に掲載されました。

生命科学研究科の大学院生Vladimiros Thomaと谷本教授らを中心とした研究グループはショウジョウバエの「足」にある味覚神経細胞が、食物を探し出すために必須であることを明らかにしました。さらにこれらは 2 つに分類でき、食物の上で歩みを止める（「食卓につく」）ためのものと、食物の摂取をうながす（「食事を始める」）ためのものがあることを発見しました。本研究は、生物の異なる味覚センサーの機能多様性を研究する上で良いモデル系を提供します。

東北大学プレスリリース：
食べ物を「足」で味わう機構の解明-肢（あし）と中枢神経を結ぶ複数の甘味受容体神経の機能と構造

生命科学研究科ウェブページ　http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/research_ja/40024/
情報科学研究科ウェブページ　http://www.is.tohoku.ac.jp/jp/news/information/detail—id-278.html