航空宇宙工学専攻 桒原准教授らが「第34回 独創性を拓く先端技術大賞」にて「経済産業大臣賞」を受賞

2020/06/05

工学研究科 航空宇宙工学専攻の桒原聡文准教授が、共同研究を実施する株式会社ALEの岡島礼奈 代表取締役社長/CEO と共同でフジサンケイビジネスアイ主催の「第34回 独創性を拓く 先端技術大賞」において「経済産業大臣賞」(社会人部門最優秀賞)を受賞しました。本賞は「科学技術創造立国」の実現に向け、優れた研究成果をあげた若手研究者・技術者を表彰するものです。

受賞の内容
【事例名】「人工衛星を用いた人工流れ星」の生成技術
【本学受賞者】大学院工学研究科 桒原 聡文 准教授

桒原聡文准教授の研究グループは、2016年より株式会社ALEと共同研究契約を締結し、人工流れ星の生成を目的とする超小型人工衛星の研究開発を実施してきています。本事業は、任意の地点・時刻に人工流れ星を発生させるという過去に例のない技術により、先端科学への貢献と新規宇宙エンターテインメント市場の創造・開拓を目指すものです(図1)。人工流れ星の生成に必要となる新規要素技術の研究開発を実施し、地上シミュレーションと2台の超小型人工衛星による軌道上実証により、その実現性を世界に先駆けて示しました(図2)。


図1 超小型人工衛星による人工流れ星生成技術の利用方法

図2 研究開発を行った超小型人工衛星ALE-1(左)とALE-2(右)
【問い合わせ先】

東北大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻
准教授 桒原 聡文
電話:022-795-5082
Email: kuwahara@astro.mech.tohoku.ac.jp

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