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瀬名秀明がゆく!column

2006.3.24更新
東北大学100周年記念機械工学セミナー

「これまでの100年、これからの100年」で、瀬名秀明特任教授が講演!
 去る3月22日水曜日の午後1時から午後3時にかけて、東北大学機械系第1講義室において、東北大学100周年記念機械工学セミナー「これまでの100年、これからの100年」が開催されました。このセミナーでは瀬名秀明さんの東北大学特任教授(SF機械工学企画担当)就任式と記念講演が行われ、集まった聴衆はおよそ100人。報道陣も詰めかけました。
 東北大学機械系系長清野慧教授のあいさつに続いて、株式会社オプトエレクトロニクスの俵政美代表取締役社長から東北大学大学院工学研究科科長井口泰孝教授へ、アンティークカー「A型フォード」と「T型フォード」が寄贈されました。この2台のアンティークカーは、工学部キャンパスに展示されています。
 アンティークカーの寄贈式が終わると、瀬名さんが登場。井口教授から瀬名さんに特任教授辞令と入館キーが交付されました。瀬名さんは「辞令の名前が本名ではなく、筆名の瀬名秀明になっている。こういう辞令もめずらしいですね。さすが我が母校、東北大学です」と聴衆を沸かせました。

上/瀬名さんが受け取った辞令
右/就任記念講演をする瀬名さん


 寄贈式と交付式のあと、まずは俵社長が「アンティークの中に発見する創造性」と題して、自らのバーコード読み取り機開発の話題をまじえながら講演。続いて瀬名さんが「100年後のために、いまできること」と題した就任記念講演を行いました。瀬名さんは自ら準備した映像を映写しながら、科学技術の歴史や研究者の果たした役割を語り、また、文学や映画が科学技術に与えた影響について触れながら、1時間ほどの講演を終えました。
 瀬名さんはこの講演で「理科離れというが、それだけではなく活字離れなどもある。日本人は、いま、いろいろなモノから離れている。おそらく活字から離れている人は、理科からも離れている。もしも、モノに対する興味が持続できなくなっているとしたら、それこそが問題ではないか。日本人のさまざまな「○○離れ」を解消するために、あるいはモノ作りの復権のために、科学技術の魅力を発信したい」と 語りました。
 講演終了後は、工学部機械系共同研究棟に移り、アンティークカーを前に記念撮影。機械工学セミナーは終了しました。セミナーの模様は、当日の夕方の地元テレビニュースや、23日付け朝刊で報道されました。

上/A型・T型フォードの前で記念撮影
左/取材を受ける瀬名さん

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