ものづくりのフロンティアをゆく!

火星探査のための飛行システムと制御法の検討/第5回全日本学生室内飛行ロボットコンテストへの挑戦

海外研修
パデュー大学(アメリカ・インディアナ州ウェストラファイエット)
ノートルダム大学(同サウスベンド)
2009年10月18日〜10月25日

めざせ、空と宇宙へ。
躍動する航空宇宙研究のフロンティアで、
未来の風を捉える。


Human Powered Aircraft

“Rera”と名づけられた2009年版HPA(Human Powered Aircraft)。台風9号(8月10-11日)の来襲、地震(8月11日)の発生、ついにはフライト当日、機体のトラブルに見舞われたが、無事テイクオフ。世界記録(58キロメートル)への挑戦は後輩たちに引き継がれた。

「人力プロペラ機ディスタンス部門」優勝機

2006年“鳥コン”第30回大会「人力プロペラ機ディスタンス部門」優勝機。パイロットは宮内さん。この日のために3年間のトレーニングを積んだ。健脚を始めとする高い身体能力も勝利の鍵を握った。

東北大学Windnauts

 『鳥人間コンテスト選手権大会』(読売テレビ制作・日本テレビ系列で全国ネット放映)のファンならば、東北大学Windnautsの名をご存知の方も多いだろう。人力飛行機の滞空距離を競う同大会で、一躍名を馳せたのは2006年の第30回大会。「人力プロペラ機ディスタンス部門」で見事優勝。この時のパイロットが宮内さんだ。翌々年には、優勝記録36,000メートル、初の往復成功を成し遂げた。2009年は、残念ながら競技自体が中止されたが、Windnautsの取り組みは研究活動の一環として学内で独自に継続された。その計画は、機体の設計~製作に始まり、医学部の協力によるパイロットの運動生理学的分析ならびにメンタルヘルス評価、流体地球物理学からアプローチする気象(風況)のコンピュータ数値分析…と多岐に渡る研究分野とタッグを組んだものだった。危機分析、リスクマネジメントも含めるとその計画書はかなりの重量を持つものとなり、指導に当たった教官を驚かせた。その重さはWindnautsの伝統として受け継がれていくことだろう。

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