国立清華大学電力機械工学部、同ナノエンジニアリング・マイクロシステム研究所、および東北大学工学研究科機械系による学術協定調印式が行われました(2023年6月30日)

 去る6月30日(金)、東北大学工学部中央棟・大会議室において、国立清華大学電力機械工学部、同ナノエンジニアリング・マイクロシステム研究所、および東北大学工学研究科機械系による学術協定調印式が行われました。
 今回の協定はMEMS・マイクロナノデバイス分野やマイクロメカニクス・材料力学分野での革新、および研究面での協力・連携強化を目指すもので、式典へは署名者として国立清華大学から電力機械工学部部長・黃智永教授とナノエンジニアリング・マイクロシステム研究所所長・李昇憲教授、そして機械系から機械系長・村田智教授が出席し、進行役の田中秀治教授ほか多くの国立清華大学や本学の関係者が見守る中、協定書へ署名が交わされました。また終了後は共同棟6階会議室においてワークショップが開催され、双方による研究紹介や交流が行われました。

 台湾北部に位置する国立清華大学は1956年に創立された台湾トップレベルの国立総合大学で、特に理工系学系分野に秀でています。東北大学は同大学と2009年から大学間学術交流協定を締結し、COLABSやJYPEなどを通して学生受入を継続的に行っています。また、2019年からは材料科学国際共同大学院でのダブルディグリー、Jointly Supervised Degreeを開始しており、関係性を深めてきました。
今回の調印式では、上記の学術協定の他、流体学や関連分野での協力促進を目的として、国立清華大学の電力機械工学部と東北大学流体科学研究所における学術協定も調印されました。今後、国立清華大学との益々の研究協力促進が期待されています。